コラム

タイでLINEは利用できる?ネット接続できれば利用可能です!

※記事の一部にPRを含みます。

日本での日常的なコミュニケーションツールとして欠かせないLINEですが、タイへの旅行や滞在を予定している方は、現地でも問題なく使えるのか気になるところではないでしょうか。

結論からお伝えすると、タイでもインターネット環境さえ整っていれば、LINEアプリは日本国内と変わらず使用可能です。

メッセージのやり取りはもちろん、無料通話機能も日本にいる時と同様に利用できます。

この記事では、タイでLINEを活用するための具体的な方法や、現地で主流のメッセージアプリ、そしてインターネット接続のための安全な選択肢について詳しく解説していきます。

 

タイでLINEは利用可能?ネット接続があれば使える

冒頭でもお伝えした通り、タイでLINEを使うことは可能です。

インターネットに接続できる環境があれば、日本国内と同じようにLINEの全機能を不自由なく活用できます。

具体的には、以下のようなことが可能です。

  • 日本にいる家族や友人との連絡:テキストメッセージのやり取り、音声通話、ビデオ通話など、すべての機能が問題なく使えます。時差を気にすることなく、いつでも気軽にコミュニケーションが取れるのは大きな利点です。
  • タイにいる人同士での連絡:一緒に旅行している仲間や、現地で知り合った人(相手もLINEを利用している場合)とも、もちろんLINEで連絡を取り合うことができます。アプリ内での通信なので、基本的に無料で利用可能です。

このように、適切な通信環境さえ確保できれば、LINEはタイ滞在中の心強いコミュニケーションツールとなるでしょう。

タイでよく使われるメッセージアプリは?

日本ではLINEが圧倒的なシェアを誇るコミュニケーションアプリですが、タイでは状況が少し異なります。

タイで人気を集めているのは「LINE」の他に、「Facebook Messenger」や「WhatsApp」などのメッセージアプリです。

特にLINEは若年層を中心に広く浸透しているため、タイの現地の方とLINEでつながる機会も多いでしょう。

タイでネット接続する方法【LINE利用に必須】

タイでLINEを使うためには、まずスマートフォンをインターネットに接続する必要があります。

タイでネットを使う方法としては、「eSIM」「SIMカード」「レンタルWi-Fi」「データローミング」などの選択肢があります。

方法 eSIM SIMカード レンタルWi-Fi データローミング
料金 安い やや安い 高い 高い
受取方法 ネットで完結 郵送または店舗 郵送または店舗 不要
接続設定 スマホの設定のみ SIMカードを端末に差し込む必要あり Wi-Fi端末への接続が必要 ボタン操作1つで完了
複数人の同時利用 基本的に1人で利用 基本的に1人で利用 複数人で共有可能 基本的に1人で利用
紛失・破損リスク ない SIMカードの破損リスクがある Wi-Fi端末の紛失リスクがある ない
対応デバイス SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能) SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能) スマホ、PC、タブレットなどWi-Fi機器全般 スマホのみ(テザリングは可能)

eSIMを利用する

タイでのネット接続において最もおすすめなのがeSIMの利用です。

eSIMの最大の魅力は、申し込みから利用開始までをオンラインで完結できる点にあります。

SIMカードやレンタルWi-Fiのような物理的なデバイスを必要としないため、紛失や故障のリスクもなく安心です。

海外渡航前に契約しておき、現地に到着した時点でアクティベートすれば、すぐに通信を開始できます。

eSIMのメリット・デメリット

メリット デメリット
  • スマートフォン1台で完結し、Wi-Fiルーターなどの機器を持ち運ぶ必要がない
  • 機器の充電や、レンタル・返却の手間がかからない
  • オンラインで出発前に購入・設定でき、現地到着後すぐにネットが使える
  • データ無制限プランや利用日数を1日単位で選べるサービスもある
  • eSIMに対応しているスマートフォンが必要
  • 基本的に1台のスマホでしか利用できず、複数人での共有には向かない

タイでおすすめeSIM7選【各社プランを一覧表で比較】
タイ(バンコク、チェンマイ、プーケットなど)でおすすめのeSIMは、「Saily」「GLOCAL eSIM」など、リーズナブルな料金で、サポート体制がしっかりしているサービスです。

SIMカードを利用する

タイで使えるプリペイド式のSIMカードを購入して、スマホやタブレットなどの端末に挿入することで、タイでのネット接続が可能になります。

例えば、オンラインで販売されているSIMカードを購入し、端末に装着するだけでOKです。

SIMカードの主なデメリットは、郵送または店舗での受け取りが必要な点と、SIMカードの抜き差し作業が必要になる点です。

SIMカードのメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 古いスマートフォンでも対応可能
  • 現地の空港でも購入可能
  • プランによって安い料金で利用可能
  • 郵送または店舗で受け取る必要がある
  • SIMカードの抜き差しが必要で紛失・故障のリスクがある

レンタルWi-Fiを利用する

レンタルWi-Fi端末を使ってネット接続する方法も選択肢の一つです。

特に複数の人や複数の端末で同時に利用したい場合は、一つの端末で共有できるため便利です。

Webサイトで事前予約して自宅に配送してもらうことも可能ですし、出発空港での受け取りも選択できます。

人気のあるレンタルWi-Fiサービスとしては、グローバルWiFiなどが広く知られています。

レンタルWi-Fiのメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 1台契約すれば、家族や友人とWi-Fiを共有できる
  • 比較的安定した通信が期待できる
  • 日本の主要空港や宅配で簡単にレンタル・返却できるサービスが多い
  • 設定はパスワードを入力するだけなので簡単
  • 常にルーター本体を持ち歩く必要がある
  • ルーターの充電が必要となる
  • 出発前に受け取り、帰国後に返却する手間がかかる

データローミングを利用する

データローミングとは、日本で契約している通信会社のプランをそのまま海外でも利用する方法です。

設定もボタン一つで完了するため、利便性という観点では圧倒的なメリットがあります。

大手通信会社の場合、1日あたり約1,500円程度でデータローミングサービスを利用できることが多いです。

ただし、通信会社のプランによっては、データローミングが従量制課金となり高額請求につながる可能性があるので、十分注意しましょう。

頻繁に海外へ渡航する方であれば、ahamoのように月額2,970円で海外でも追加料金なしでデータローミングが利用できるプランを検討するのも良いでしょう。

もっと詳しく:ahamoを海外で使ってみた

特に荷物を最小限に抑えたい方や、設定の手間を極力減らしたい方にとっては最適な選択肢と言えます。

データローミングのメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 事前の申し込みや設定がほとんど不要な場合が多い
  • 日本の電話番号をそのまま使える
  • ahamoのように追加料金なしでローミングできるサービスがある
  • eSIMやレンタルWi-Fiと比較して割高になるケースが多い
  • 設定を間違えたり、プラン内容を誤解したりすると、意図せず非常に高額な通信料が発生するリスクがある
  • キャリアによっては海外ローミングに対応していないことがある

フリーWi-Fiの利用は便利だけど要注意

タイでは、ホテルやカフェ、公共交通機関など、多くの場所でフリーWi-Fiが提供されており、非常に便利に感じるかもしれません。しかし、フリーWi-Fiの利用には十分な注意が必要です。

フリーWi-Fiは誰でもアクセスできる性質上、通信内容が適切に暗号化されていないケースが多く、悪意のある第三者に個人情報を盗み見られるリスクがあります。

また、多くのユーザーが同時接続するため、通信速度の低下や接続の不安定さといった問題も頻繁に発生します。

特に決済操作や個人情報の閲覧をフリーWi-Fi環境で行う場合は、VPN(仮想プライベートネットワーク)サービスの利用を強くお勧めします。

VPNを活用することで、通信内容が暗号化され、フリーWi-Fi利用時のセキュリティリスクを大幅に軽減することができます。

 

FAQ:よくある質問

タイでのLINE利用に関して、その他にも気になるポイントをいくつかまとめました。

タイでLINE電話は使えますか?

はい、インターネット接続環境があれば、日本にいる時と同じように利用できます。

ただし、通信状況が不安定な場合は、音声が途切れたり、遅延が生じたりすることがあります。

安定した接続環境での使用をおすすめします。

LINEアイコンの変更はできますか?

はい、日本にいる時と全く同じように、LINEアプリからいつでも自由に変更することができます。

渡航前にしておくべきLINEの設定はありますか?

アプリの最新版へのアップデート、トーク履歴のバックアップ、アカウント情報(メールアドレス、パスワード、電話番号)の確認をしておくと安心です。

それぞれの通信手段を細かく比較できまますか?

当サイトではeSIMの利用を最も推奨していますが、他の通信手段との詳細な比較も行っています。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

eSIMとSIMカードはどっちがよい?

eSIMとレンタルWi-Fiはとっちがよい?

eSIMとデータローミングはどっちがよい?

まとめ

タイでもインターネット接続環境さえ整えば、LINEは日本国内と変わらず問題なく利用できます。

最もおすすめの接続方法は、手軽で便利なeSIMです。

複数人で共同利用する予定がある場合は、レンタルWi-Fiも検討すべき選択肢と言えるでしょう。

方法 eSIM SIMカード レンタルWi-Fi データローミング
料金 安い やや安い 高い 高い
受取方法 ネットで完結 郵送または店舗 郵送または店舗 不要
接続設定 スマホの設定のみ SIMカードを端末に差し込む必要あり Wi-Fi端末への接続が必要 ボタン操作1つで完了
複数人の同時利用 基本的に1人で利用 基本的に1人で利用 複数人で共有可能 基本的に1人で利用
紛失・破損リスク ない SIMカードの破損リスクがある Wi-Fi端末の紛失リスクがある ない
対応デバイス SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能) SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能) スマホ、PC、タブレットなどWi-Fi機器全般 スマホのみ(テザリングは可能)

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