インターネットの高速化, ReadyBoostの有効化 / ショートカットを作成する / ハードディスク、メモリの不具合もチェックしてみよう

・ネットワーク接続時 CPUへの負荷を軽減させるための機能 [ SNP ] が、初期設定では有効化されています。しかし [ SNP ]
    は現段階では完全な機能ではなく、有効化されていることで逆にインターネットのパフォーマンスを悪くする場合があります。

    [ SNP ] を無効化することでインターネット接続中のパフォーマンスの悪さを、改善できる可能性があります。

・ Vista 以降の Windowsでは ( もちろん 7 も ) ネットワークの受信データ量を左右する「 MTU 」および「 RWIN 」といった値の、
    自動最適化機能が初期設定で有効化されています。

    この自動最適化機能のレベルを変更することで、さらにデータ受信量を拡大させることができます。

・ IPv4の枯渇問題の対策として開発されたIPv6のサポートが Windows 7 の初期設定では有効になっていますが、それによって
    ネットワークパフォーマンスが悪くなっている場合があります。

    無効にすることで症状が改善する可能性があります。

・加入プロバイダーによっては DNSの変換対応が低速で、サイトへのアクセス速度が遅い場合があります。

    [ Google Public DNS ] を利用することで、症状の改善が期待できます。

・キャッシュデータを高速なUSBメモリなどに記憶することでシステムの高速化を図る [ ReadyBoost ] は、低スペックな
システムには効果的な機能です。
　

システム動作の鈍さが改善されない、フリーズしてしまうことがよくある … など、不安定さが長引いていて解消されないので
あれば、ハードディスクおよびメモリの不具合もチェックしてみましょう。

Windows 7 にはハードディスクのエラーを診断してくれる「ディスクチェック」および、メモリのエラー診断をしてくれる「メモリ
診断ツール」が搭載されています。

「ディスクチェック」のほうは、エラーを修復することも可能です。
　

1.	視覚効果を無効にする	7.	インターネットエクスプローラー ( IE ) を最適化する
2.	不要なデスクトップアイコン・ソフトウェア・フォントを削除する	8.	仮想メモリを別ドライブに移動する / 仮想メモリをできるだけ使わないように設定する
3.	システム起動時・スリープ解除時のパスワード入力を省略する	9.	ソフトウェアの動作を速くする
4.	スタートアップ・サービス・自動起動プログラムを停止する	10.	フリーソフトを利用する ( レジストリ最適化 / すべてのプログラムを展開表示 / 動画プレーヤー / 無料オンラインストレージ )
5.	ハードディスクを最適化する	11.	インターネットの高速化 / ReadyBoostの有効化
6.	個人用フォルダ・ファイル / 一時フォルダ・ファイル / Windows Search インデックスを別ドライブに移動する	12.	ショートカットを作成する

●	SNPを無効にする
●	ネットワーク自動最適化機能のレベルを変更する
●	IPv6のサポートを無効にする
●	Google Public DNS を利用する
●	ReadyBoostを有効にする

●	コントロールパネルの項目へのショートカット作成
●	頻繁に使用するプログラムをタスクバーに表示させる
●	メール作成画面へのショートカット作成

●	「ディスクチェック」でハードディスクのエラーを診断する： Cドライブ ( システムドライブ )
●	「ディスクチェック」でハードディスクのエラーを診断する： Dドライブ以降のドライブ
●	「メモリ診断ツール」でメモリのエラーを診断する